工場案内
ロッカーの製造工程をご紹介します
01鋼板の到着
鋼板の仕入
SPCC(冷間圧延鋼板)・SECC(電気亜鉛メッキ鋼板)について板厚0.5~3.2mmを仕入れています。
ステンレス鋼板(SUS304・SUS430)、縞板鋼板、ハイテン鋼板や銅板も仕入れて加工することができます。
02切断工程
鋼板を必要な寸法に切断
到着した鋼板を抜き加工前の寸法に切断します。
鋼板在庫データより最適な材料を選定し、切断パターンを自動計算して、切断します。それにより、廃棄ロスを最小限に抑えます。また、NCフロントゲージ・バックゲージ・リターンコンベアを使用することで、効率良く加工することができます。
設備
- シャーリングマシン
03抜き工程
少量多品種に対応した設備で加工
決まった形状で大量に加工する製品について、プレスマシンにて金型で抜き加工をします。それ以外の少量多品種の製品について、パンチングマシン、レーザー・複合マシンを使用して加工します。レーザー・複合マシンでは、専用のソフトで、加工レイアウトを自動割り付けして加工します。それにより、廃棄ロスを最小限に抑えます。
パンチングマシン、レーザー・複合マシンでは材料供給棚より自動で材料供給することが可能です。また、レーザー・複合マシンでは、必要な金型を自動で交換し、加工後の材料を自動で仕分けすることができます。
設備
- プレスマシン
- パンチングマシン
- パンチ・レーザー複合マシン
04曲げ工程
小さなものから大きなものまで曲げる
曲げる大きさ・形状に対して、様々な設備を準備しています。大型のものはパネルベンダーで、精度が必要なものはブレーキプレスで、形状が決まっているものはホーミングロールで曲げます。用途に合わせた設備を準備することで、加工不良を削減します。
設備
- ベンディングマシン(ブレーキプレス)
- パネルベンダー
- ホーミングロール
05溶接・組立工程
用途に合わせた溶接機器
様々な溶接機器を駆使し、溶接・組立加工を行います。
豊富な設備群と技能を持った職人たち。用途に合わせた適切な溶接工法でご要望にお応えします。
設備
- アーク溶接機
- スポット溶接機
- レーザー溶接機(導入予定)
06塗装工程
環境にやさしい粉体塗装
塗装の前処理工程で防錆処理として、リン酸鉄被膜処理を実施しています。前処理後、水切乾燥炉にて十分に乾燥させて塗装します。塗料について、環境負荷が低い粉体塗料を採用しています。ロボットブースにて内面を塗装し、レシプロブースにて外面を塗装した後、最後に人の手で補正します。レシプロブースでは、塗料を回収して再利用することで、必要最低限の塗料で塗装します。
設備
- 前処理設備(脱脂・リン酸鉄被膜処理)
- 水切乾燥炉
- 焼付乾燥炉
- 粉体塗装設備(ロボットブース、レシプロブース、補正ブース)
07仕上・検査工程
本体に扉や各種部品を取り付けます。部品を取り付けるだけでなく、外観や扉開閉などの検査も行います。スキルをもった作業者が、部品の取付け・扉の調整・ビスやリベットを使った仕上作業を適切に行います。検査後、丁寧に梱包して、お客様の元へ配送します。